くらむぼんのViva! Cinema Viva! Queen Viva! Voyage♪

映画とか旅とか大好きなQueen(バンド)の備忘録、時々ひとりごと

オリンピックは関係ないけれど、ハッスル!

週末、30年ぶりの雪。
というのが話題になるたびに、フクシマ原発を語る時と同じ居心地の悪さを
自分に感じる。珍しがって、なんかごめんなさい。みたいな。だって雪国の方たちはこれ、日常だから。
だけど、次は30年後?とか思うと、根がミーハーなので、つい。
童心に帰るつもりでお外に遊びにいったはいいが、雪は冷たいし、公園で遊んでる子供が雪合戦の善し悪しを冷静に語っていたりとか、頭の片隅では「明日の出社は時間がかかるから早く家でなきゃ」と考えてたりとか。
「雪に遊ぶ純粋なジブン」に酔いたかったけど、やっぱこりゃダメだ。しょせんワタシなんぞは炬燵に潜って匠の技、ソチ五輪でも観賞させて貰うくらいがちょうどいいんだと思い直して早々に自宅へ。


スノボに感動し、クロカンに力が入り、スケートではまるで母のような気持ちで演技を見つめ、モーグルの点数に納得がいかずに悔し涙を流したり。
4年ごとに観る側の涙腺が弱くなっているのはさておき、絶対にそれだけじゃない。
4年間。毎日頂点目指して練習して。けがもある、体調不良もある、周囲の雑音。イヤだ、冗談じゃないと思うことも沢山あるにきまってる。それを乗り越えて、最高のパフォーマンスをこの一日、一瞬にもってくるモチベーション、努力。
こうしてさくさくと言葉にしてしまうことがものすごく薄っぺらく感じる。
みんなにメダル、あげたいよね。


…という流れと全く関係ないけれど。
久々に会社帰りに観た「アメリカンハッスル」

アメリカン・ハッスル

アメリカン・ハッスルとは編集

解説: 1970年代後半のアメリカを揺るがした政治家などの収賄スキャンダル、アブスキャム事件を題材にしたサスペンスドラマ。自由と引き換えに、FBIが仕掛ける悪徳政治家検挙を狙ったおとり捜査に協力させられる詐欺師たちの姿を、スリリングに映し出していく。メガホンを取るのは、『世界にひとつのプレイブック』などのデヴィッド・O・ラッセル。『ザ・ファイター』などのクリスチャン・ベイルを筆頭に、ブラッドリー・クーパーエイミー・アダムスジェニファー・ローレンスら、実力派スターが結集してクセのある登場人物たちを熱演する。(Yahoo映画から抜粋)


和製英語で「ハッスル!」というと、レスラー体形の上半身裸のおやぢがオールブラックスの踊りを踊っているみたいなイメージだけど、意味合いが違うんですな、これが。
騙し合い。
結構ワクワクハラハラか?期待大。
ところが。正直、前半はキツかった。久しぶりに爆睡しました、劇場で。
セリフ劇なんで、感情移入する場面がなかったせいかも。
ジェニファーローレンスとエイミーアダムスの女の戦いが繰り広げられる中盤以降から目が覚めて、最後のオチ(どんでん返しというほどの伏線じゃないかなあ)までの後半はそれなりに楽しめました。
クリスチャンベイルの変身ぶりはあっぱれです。デニーロの登場しかり、女優二人の華(毒?)も含め、役者の演技に助けられたっていう感じアリ、の映画です。