くらむぼんのViva! Cinema Viva! Queen Viva! Voyage♪

映画とか旅とか大好きなQueen(バンド)の備忘録、時々ひとりごと

刑事もの

風邪気味の為、友人との約束をキャンセルせざるを得ず(涙)


大人しくDVD観賞。
「フレンチコネクション」
解説:  W・フリードキン監督によるドキュメンタリー・タッチの刑事ドラマ。マルセイユとニューヨークを結ぶ麻薬取引のルートを背景に、“ポパイ”ことドイル刑事が麻薬組織壊滅に執念を燃やす姿を描く。アカデミーでは作品・監督・脚色・編集賞に加え、G・ハックマンに主演男優賞をもたらした。(Yahoo映画より拝借)


全体的に乾いてます、この映画。
余計な説明が一切なく、でもちゃんと観ている側には刑事の精神的な粘着性が伝わるようになっている。寧ろ、途中刑事の非情さが随所に。こんな刑事、嫌いっていう人、案外いるんじゃないかな。
ウエットな人間ドラマを期待すると違うかも。
ノンフィクションが元だとのことなので、リアルさを狙った演出・構成が感じられる。だからラストもきっと賛否両論だろうなあ。ワタシは好きですけどね、めでたしめでたし的にまとまらない映画。正義は勝つ?嘘ウソ(笑)
それになんてったって、ジーンハックマン、市井の人間視点でいえば、単なる狂ったおっさんですから(笑)とてもじゃないが街を守る健全でヒロイックな刑事じゃないですもん。
カーチェイスは今の3D技術がない時代の臨場感を堪能できる。
昔の「アメ車」が好きな人には堪らないでしょうね、ボッコボコになっていく様も含めて。
「この人、かっけー」って思うのはバディ役のロイ・シャイダー
この映画にインスパイアされた刑事ものが多いのも、納得できます。


フレンチ・コネクション [Blu-ray]